【イネ科雑草への対処・日本芝】
芝生地内のイネ科雑草への対処は、まず発芽抑制剤(ウェイアップ他)によって、発芽そのものを抑えることです。
発芽抑制剤の使用だけでしたら、芝草への影響も少なく安全に除草管理を行うことが出来ます。
タイミング悪く芝生地にイネ科雑草が混生してしまった場合には、数種類の除草剤を組み合わせて対処します。
(例1)
MCPP+アージラン+シバゲンDF+発芽抑制剤(ウェイアップ他)
(例2)
ザイトロン液剤+アージラン+シバゲンDF+発芽抑制剤(ウェイアップ他)
等です。
また、最小の組合せとしては
ウェイアップ+アージラン+シバゲンDF(+展着剤)
をお勧めしております。
また雑草の種類によっては、薬剤の内容が変わってきます。
ただし、芝張りをされた年には、除草剤の使用を控えた方が良いです。
もし、どうしても雑草を見たくないという場合には、芝張り直後に「チュパサン」を使用して下さい。
野芝、高麗芝にほとんど影響せずに、イネ科雑草(一部を除く)の発芽を抑制します。
(2011.8月更新)
【除草剤の安全性】
除草剤は化学薬品であり、自然志向の今は使わないに越したことはありませんが、芝草一種類だけを残して雑草を除去し、きれいな芝草に仕上げたいと言う気持ちが有れば、やはり合理的な方法(除草剤処理)をもって対処するしかないと思います。
農薬は我々の生活に広範囲に関わりを持っています。
安全基準を守りながら、薬をうまく使用することが生活そのものをレベルアップさせるものと思っております。
除草剤の毒性についてよく質問されるのですが、現在、使用されている除草剤は、多数合成された化合物の中から、効力、選択性、人畜と環境に対する安全性及び経済性が評価され、市販に至っているものです。
農薬登録のために、メーカーは農水省に申請書、薬効、毒性、残留、分析法などについて提出し、これを農薬取締法、毒物及び劇物取り扱い法、食品衛生法などに基づいて、農薬検査所、環境庁及び厚生省において審査し、植物防疫課を経て、農林大臣に申請し、登録されます。
農薬は、「特定毒物」、「毒物」、「劇物」、「普通物」に分類され、普通使用されている除草剤は、ほとんど「普通物」であり、弊社で紹介しております、除草剤は農薬の取り扱い上、全て「普通物」とされています。
「普通物」というのは、通常の使用方法では極めて急性毒性が低いということで、発がん性、変異原性、催奇性に問題はないという見方になります。
原液を飲んだりすれば、当然重大な事故を引き起こすことになりますが。
除草剤の成分は、一昼夜経過しますと、50%〜70%は植物体内に吸収されますので、あまり、神経質になる程のことはないですが、ペットは薬剤の匂いでなめたりして、体内に直接入ると、危険なものもありますので、一雨後まで待つようにして頂きたいのです。
(財)日本生態系協会というところでは、「除草剤の使用は絶対にいけない。芝生は、芝生内に生育している雑草も一緒に刈り込んでおけばきれいに見える」
と主張されています。
芝生の均一度に対する考え方と農薬使用に対する抵抗感とのバランスの内でそれぞれの方が、それぞれに判断をして対処すべきと考えます。
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